心電図

心臓の検査の要となるものです。心臓の筋肉が興奮する際に生じる電気的活動を、身体の表面においた電極で記録します。不整脈や心筋梗塞などの診断等に用います。
横浜循環器呼吸器内科クリニックでは3台の心電計を使用しております。

FDP　レントゲン

FPD（Flat Panel Detector）装置を導入しております。FPDとは、体を透過したX線を直接デジタル信号に変換することでレントゲン写真を得る装置です。従来のカセット式のデジタルレントゲンに比べ、低被ばくで鮮明な画像の撮影が可能です。

ホルター心電計

小型の記録機を装着して、通常通りの生活をしていただき、長時間の心電図を記録します。記録されたデータをコンピューターで解析して診断する検査です。自覚症状の記録と対比して、動悸の原因や胸痛の原因を調べます。横浜循環器呼吸器内科クリニックでは計 10 台のホルター心電計を用意しております。

携帯型心電計

患者さんにお貸しして、動悸を自覚する時に、ご自身で胸にあてて心電図を記録していただきます。記録された携帯型心電計をお持ちいただき、クリニックにて記録を解析し、動悸の際の不整脈についてご説明いたします。
動悸を自覚するが、毎日起こるわけではない場合に有用な検査機器です。

超音波診断装置

心臓の動きや形態を見る検査です。心臓の機能を無侵襲で視覚的に調べることができます。心臓の雑音の原因を調べたり、心臓のポンプとしての機能を計測したりします。
また、頚動脈のプラークの有無や程度を調べることもできます。PHILIPS社製のaffiniti70という高性能の装置を使用しています。

トレッドミル装置

心電計と血圧計を装着してベルトコンベアーの上を走る検査です。心筋虚血を誘発することにより、冠動脈疾患の有無を調べることができます。また、心筋梗塞後で通院中の患者さんや狭心症の患者さんに対して病状の進行がないことを確認するために使用します。

携帯型睡眠時無呼吸検査装置

睡眠中の呼吸状態を測定し、無呼吸・低呼吸の有無や重症度を診断する検査装置です。
脳波や鼻カニューラを用いない最新の検査装置ですので、違和感が非常に少なく、PSGに迫る信頼性の高い検査をご家庭で行っていただくことが可能です。

血圧脈波検査装置

頚動脈エコー等で測定されるスティフネスパラメータβ法に基づき算出され、「血圧に依存されない血管固有の硬さ」を表します.動脈の硬さを調べることで、動脈硬化の進行度合いがわかります。

血球（白血球5分類）およびCRP検査装置

白血球5分類の測定が可能であり、感染症の種類を判別するのに有用な手段となります。肺炎の程度や抗生物質の使用の必要性について、すぐに調べることができます。
（2020年1月中旬より稼働）

Dダイマー　BNP　測定装置

深部静脈血栓症（DVT）、肺血栓塞栓症（PE）等の診断に有用なDダイマーを、定量測定できます。

PT-INR測定装置

ワーファリンを内服されている患者さんのプロトロンビン時間を１分で計測します。２６ゲージの極細注射器で採血して測定しますので、痛みも少なく、衛生的です。

呼気NO測定装置

気管支喘息、咳喘息の患者さんの気道で好酸球性の炎症が起きており、その炎症により一酸化窒素(NO)が産生が亢進しています。呼気中のNO濃度を測定することで好酸球性気道炎症の存在や程度を知ることができます。
感染予防のため、使い捨てのフィルターをご使用いただいております。

呼吸機能検査装置

肺活量と、 吐く空気の気管の通りやすさを調べます。COPD（慢性閉塞性肺疾患）の診断に使用し、肺年齢がわかります。
感染予防のため、使い捨てのフィルターをご使用いただいております。

尿検査装置

正確な尿のデータがすぐに得られます。 腎機能障害を早期に診断する尿中アルブミンの検出も可能です。

ヘモグロビンA1C測定装置

ヘモグロビンA1cを1分で測定する最新の測定装置を導入しました。病院や検査会社でも使用される最も精度の高い装置の一つです。 今現在の検査値を把握することにより、適切な治療ができます。